ミネラル・ビタミンの栄養とメンタルとの関係性とは?
前回の
hito22.hatenablog.com
でちょっとだけ出てきた、5大栄養素(ミネラルとビタミン)それぞれの栄養とメンタルとの関係性についてお話します。
みなさんはミネラルやビタミンと聞いて、思い浮かべるものはなんですか?
私はミネラルでは海藻や魚介類、ビタミンでは果物やナッツなどでした。
ですが、私が思い浮かべたもの以外にも、さまざまな食材に含まれていたり、これらの栄養素がどういったもので、どんな働きをするのかをご存じですか?
このブログでは「ミネラル・ビタミンってどういったもの?」という疑問に対して、まず最初それぞれどのような栄養素なのか、どうメンタルに関係しているのかを簡単にご紹介していきます。
ミネラルとは?
ミネラルは、身体の96.7%が、”酸素・炭素・水素・窒素”の4元素で構成されている「無機質」といわれ、体内で作り出せないため、 食事から摂らなくてはなりません。
そしてその働きは、骨・歯・血液など体を構成する成分になったり・神経や筋肉機能を正常に維持したり・酵素の働きをサポート・体液の浸透圧とpHを調整するなどの働きがあります。
そんなミネラルですが、主要(多量)ミネラル”一日の摂取量およそ100mg以上”と微量ミネラル”摂取量100mp未満”の身体に必要とされる必須ミネラルが計16種類あります。
ビタミンとは?
ビタミンは、必要量が少ないのですがミネラルと同様に体内で作り出すことができず、食事から摂らなくてはいけません。
そして働きは、わたし達の健康維持、直接エネルギーにはならないけどエネルギーを作り出す助けや、他の栄養素がしっかり働いてもらうために”機械の潤滑油”のような働きがあると言われています。
そんなビタミンですが、水には溶けず油脂に溶け、取り過ぎに注意の必要な脂溶性ビタミン(4種類)、水に溶け調理によって壊れやすく、不足しがちな水溶性ビタミン(9種類)の計13種類あります。
ミネラルとビタミンのメンタルとの関係とは?
ミネラルとビタミンが、どうメンタルに関係しているのか見ていきましょう!
鉄や亜鉛などのミネラルと、ビタミンD・C・B1・B2・B6・B12・葉酸などのビタミン不足は、うつ病の発症や経過に悪影響があるといわれていています。
そしてストレスを感じてしまうと、不安・緊張から交感神経が主に働きますので、そのストレスに強くなれる”栄養素”として、ビタミンとミネラルがあげられます。
ビタミンB群・Cなどは、神経を落ち着かせて脳細胞を活性化する力などがあり、
ミネラルのカルシウム・亜鉛・鉄などは、筋肉・神経で色んな生理機能を調整する働きをしています。
身体の中からストレスに強くなるために、バランスの良い食事を意識していきましょう。
ビタミンB1:豚肉(赤身)・ナッツ・ウナギ・ご飯(白米・玄米・発芽米)など
ビタミンB2:レバー・ウナギ・納豆・卵など
ビタミンB6:レバー・鶏肉・納豆・にんにくなど
ビタミンB12:貝類・レバー・のりなど
ビタミンD:きのこ類・魚介類など
ビタミンC:果物類・野菜、イモ類など
葉酸 :葉野菜・納豆・レバーなど
カルシウム:牛乳・チーズ・小魚・納豆など
鉄 :レバー赤身肉・魚介・海藻・青菜類・納豆など
亜鉛 :カキ・ウナギ・牛肉・レバー・大豆製品・貝類など
以上が、それぞれの栄養素に入っている食材たちになりますので、参考までに!
まとめ
ミネラルとビタミンの栄養素の働きや、メンタル面においてどう関係するのかについて、簡単にご説明してまいりましたが、いかがでしたでしょうか?
3大栄養素の働きであるエネルギー源にはなりませんが、私達の身体になくてはならない栄養であるミネラルとビタミン。
不足・摂り過ぎには気をつけて、バランス良く食事にとりいれていきましょう(*´ `)